退陣

 仙谷由人官房副長官は11日午前、BS朝日の番組で菅直人首相の進退に関し、「菅さんがある種の意思表明をしないと特例公債法案は通さない、と(野党は)言っている」と指摘した上で、「次のステップに進むため(首相に)身を投げ出してもらうしかない。けじめを付けた方がいい」と述べ、特例公債法成立と引き換えの早期退陣が望ましいとの見解を示した。
 また、仙谷氏は「(首相)本人が無理に頑張るのは本人のためにも良くない」と述べ、8月以降の続投に意欲を示す首相に苦言を呈した。 (時事通信)