退陣のタイミング

 仙谷由人官房副長官は12日、菅直人首相の退陣時期について「今まで首相が主導してきたものが6月末までには収斂される」と述べ、社会保障と税の一体改革や東日本大震災の「復興構想会議」が一区切りとなる6月末が一つのタイミングになるとの認識を示した。

 平成23年度の第2次補正予算については「できれば、与野党の広い枠組みで共同作業としてやったほうが被災者にとってもいい」と述べ、野党の協力を得た新政権の下で行うべきだとの考えを示唆した。
 (産経新聞)