政治資金規正法

 国会を騒がせている、ある大臣の光熱費問題。水道代など無料の議員会館を事務所にしながら、五年間で二千八百万円も計上していた。年に計算すると五百六十万円になる。
 「なんとか水道の還元装置をつけている」の弁明はなんともこっけいである。政治資金規正法は、光熱費の内訳の公表や領収書の添付を義務付けてはいない。
 そこで松岡農相は「適切に報告している」と繰り返す。安倍総理も「法律にのっとって適切に報告している」と同じ言い回しで擁護するばかり。
 法律に違反していなければ何をしても政治家は許されるのか??。「ずるいと言われても合法なら許されるのか」こんな政治家、大臣ではこの国は良くなるとは思えない。