土曜日の日記その2(新聞記事より)

藤棚

 明神原の川遊び公園 ハヤや虫捕り 子ら歓声
 ピンクの鮮やかなシバザクラが斜面を彩り、フジ棚には白や淡い紫色の花が咲き乱れる。中央を流れる川の岸辺では、虫を捕る網やかごを手にした子供たちの歓声がひびく。
 美和町の弥栄湖に近い明神原なごみ広場。 弥栄ダムに注ぐ瀬戸ノ内川の約一㌔をね国と町が親水公園として整備し、2001年にオープンした。 護岸はコンクレートを使わず石積みで整えた。 川に入ってハヤやエビや、皮ガニなどを自由に捕れる。 花や水に誘われてチョウやトンボも舞う。 川岸には水車小屋や炭焼き窯も。 そこには「懐かしい日本」の風景があり、のんびりとくつろげる空間だ。 近くの住民ら約四十人でつくる組合が管理。 柿やアジサイなどを植え、手入れをしている。 メンバーの村田忠芳さん(67)は「柿がなったら、採って食べてもかまいません。 子供たちが遊びやすい、昔の田舎を目指しています。」 二人の子供さんをつれて訪れた人は「川が浅く、安全で遊びやすい。子供たちは大喜びです」と笑顔だった。 とある。 ぶらり山代 新緑編。