水曜日の日記(中国新聞より)

藤花会

 習い事が介護の活力
 夫が車椅子生活になって五年半がすぎた。 脳梗塞で倒れ、六カ月入院の後、自宅療養をして五年、二十四時間、夫のそばにいる生活をつづけている。 夫は左半身まひや、新しい事が覚えにくく、顔を見て名前が思い出せないなどの障害を負いながらもリハビリを続けている。 ハーモニカを持ち老人ホームを訪ねたり、自分で出来る社会貢献を続ける夫の前向きさを応援している毎日である。 介護する私より、介護される夫の方が大変な思いをしている〜〜といつも思っている。 私も生活の中でストレスをためないよう努力しょうと決めた。 夫と一緒に出来ることは〜〜と考え、二年前から二人で近くの公民館の詩吟教室に通いはじめた。 丁寧に指導してもらい、おぼろげながら詩吟の面白さが分かって来た。
 二人で舞台に立てることも励みにもなった。 夫がもっと回復することを願って手助けをしている毎日だが、何より私自身、いろいろな人から活力をもらつている幸せを心から感謝している。 とある。 主婦 長尾 裕子 56才 (広島市安芸区) 

 最近の麻里府公民館発 ブログを観て感じたので5/11日、中国新聞広場に投稿文より

 突然の災難にご用心 
この春、ビッカビカの一年生になって張り切っていた二男に、思わぬ災難が降りかかった。 そろそろ下校かな、と思っていたら突然、携帯電話が鳴り(この頃は携帯電話の番号を学校に知らせてある地区もある。)担任の先生より、ブランコに顔が当って、まぶたが、かなり腫れて出血もあるとのこと。 慌てて学校に迎えに行くと顔を腫らした二男が校長先生に付き添われて保健室にいた。 普段、人前で決して涙を見せない二男が私の顔を見るなり大泣き。 よほどシヨックだったようだ。 今まで公園で何回もブランコで遊んでおり、人がこいでいるときは気を付ける、などと当然分かっているはずだったし、今まで一度も危ない事などなかったのに。 幸いまぶたを三針縫い、酷い顔になった。 一緒にブランコ乗っていた友達の親御さんも謝りにこられて、申し訳ないかぎりだった。 一年生、されど一年生。ちょつとした浮かれ気分が今回の事故を招き、多くの方に迷惑を掛けた。
 親子ともども、気を引き締めていこうと思った。 とある。
主婦 猪川 明子 36才 (広島市南区
 私の孫もピッカピカの一年生。 右の写真は5/5日藤花会