プロ野球

 巨人の上原が背番号11のユニホームでスタートを切った。入団会見から一夜明け、川崎市ジャイアンツ球場で行われた2軍の練習に合流し、早速39球のブルペン投球を行った。懐かしさを感じつつも「気持ちの高ぶりよりも、時間があまりないことの方が気になる。球と打者との感覚をまず取り戻したい」と30日の開幕へ向けて表情を引き締めた。

 00年からブルペン捕手を務め、10年ぶりに上原の相棒を務めた柳桓湊(リュ・ファンジン)ブルペン捕手が前回在籍時との違いを「(前は)三塁側から真っすぐステップして来ていたけど、一塁側からクロスステップ。(右打者に)威圧感がある」と証言した。約7分間で39球を投げるテンポも光った。
 スポニチ 記事ょり