歩幅

江戸時代に初めて実測の日本地図を作った伊能忠敬の歩幅は69cmだったという。主には縄を張って測り、実際に歩測したのは北海道ルートだけだったが、地方を丹念に調べた粘り強さには頭が下がる。
 測量家のイメージが強いが、諸国を旅する前は千葉の佐原村の商人だった。 飢饉の際は米を買い付けて村人を救い、洪水対策で堤防も手掛けた。 町づくりへの使命感があればこそ、17年も歩き通せたのかもしれない。
 中国新聞の「天風録」より。

ジョギングで毎日10,000mを日課として歩いているが、歩幅はいくらか、測ってみる、そうすれば毎日何キロ歩いたか計算できることになる。