危険顧みぬ自衛隊員は誇り

 菅直人首相は20日午前、神奈川県横須賀市防衛大学校で行われた卒業式に出席、訓示した。自衛隊による東日本大震災被災者の救出・支援活動や、被災した福島第1原発への放水作業に関し、首相は「この大災害に自衛隊は全組織を挙げて、過去にない規模で救援活動を展開している。私は、危険を顧みず死力を尽くして救援活動を続ける自衛隊員を誇りに思う」とたたえた。(時事通信)