昭和15年頃

我々昭和一桁生まれの者は。当時は歳は満ではなくかどえ歳で14歳以下の尾津東、中、西部落の男子が主体となり「1月14日」トンド焼きを行っていた。
 14歳の者が大将、13歳が子頭で、トンド焼きの計画を立て、実行していた。まず警察(派出所)で火を炊く為の許可をとり、ウラジロの有る山の持ち主の許可を貰い。
 まず地区内の正月飾りを集めてまわり、現在の公民館の裏あたりの海岸に4本の松の柱を立て(主として水田さんより寄贈を得)やぐらの枠を作つた。
 正月飾りでは足りないので、山よりウラジロを含む芝を刈り、運んで用意して約一週間くらいで14日の当日に間に合う様に準備した。
 大人の手を借りず全部14歳以下の男の子で、(尾津東、中、西部落の子供)計画、実行していた。