次世代DVD

 高画質な映像を記録できる次世代DVD規格で「HD DVD」方式を主導してきた東芝が、同事業からの全面撤退を含めた事業の見直しの検討に入ったことが十六日、分かった。
 次世代DVDは、「HD DVD」とソニー松下電器産業が推進する「ブルーレィディスクBD」の互換性のない二方式が対立し、規格競争を繰り広げてきた。
 今回、ブルーレィ方式に企画が事実上一本化される見通しとなり、次世代DVDの普及がようやく一本化しそうである。それと言うのも米国の映画会社の大手ワーナー・ブラザースが今年一月、販売する映画ソフトをブルーレィ方式に一本化することを表明した。テレビ番組を録画して見ることの多い日本と異なり、欧米では映画ソフトを再生する使いかたが主流である。
 中国新聞 2/17日 記事より