偽装に悲喜交々

 九州産を但馬産として使用していた船場吉兆の牛肉偽装事件。思わぬところでクローズアップされた九州産和牛産地に温度差がでた。
 佐賀県は県職員が船場吉兆に乗り込み、「佐賀県産和牛の評価を歪めかねない」と抗議したのに対し、鹿児島県知事は「鹿児島牛をお使い頂き有難うございます。
 鹿児島牛のレベルの高さが証明された」とシッポを振って、県内の畜産業者から反発をうけている。