不時現象

oekat82006-11-26

 台風の強い風や塩害により季節はずれにサクラが咲いたりする、ことをいいます。落葉の前に桜の葉っぱが落ちてしまうと、葉っぱからつぼみに対して、成長を遅らせる物質が出ている。
 葉が落ちるとその物質が途絶えて、つぼみが開いてしまう。つまり季節にかかわらず、桜が咲いてしまうらしい。桜は普通、気温の高い夏のうちに翌年のつぼみの原形を作る。それから春に花をさかせるまで、つぼみが凍る恐れのある厳しい冬を乗り切るために、動物の熊などと同じ様に休眠をするという。
 その休眠を誘導するための物質が、葉からつぼみに送られるという仕組み。葉が落ちれば三〜四週間で開花する。