新・養生訓その3

 7,薬は効能をよく知って用い、過信すべからず。
  薬の効能を知らずにむやみに服用しても、効かないばかりか、一時しのぎをしているうちに
  病気が悪化することもあります。症状が長引く場合は、早めに病院へ。

 8,いざというときの救命法を身につけるべし。
  心筋梗塞から生還できるかどうか瞬時の対処法しだい。救命手当てや、電気ショックで心停止から命を救う。
  AEDの使い方を身に着けよう。(AEDとは下記)

 9,検査の方法を見極め、早期発見に努めよ。
  病気の早期発見、早期治療は現在養生術の要。思わぬ落とし穴に陥らないために、
  どんな検査をいつ受けるべきか、検査のツボを押さえておくことも養生の知恵です。

 ※AED(自動体外式除細動器)をご存知ですか?心筋梗塞や事故で心停止に陥った場合、いち早く心肺蘇生法を行うと同時に、必要により心臓に電気ショックを与え、心臓の動きを正常に戻さなければいけません。
 このとき電気ショックに使われる器械が「AED」自動体外式除細動器です。

NHKためしてガッテン 2006夏号記事より引用