ライブドア・ショック

 強制捜査を受け、平均株価の下げ幅は二日間で900円を越えた。 市場では株価が急落し長期低迷が続いた200年の「IT(情報枝術)バブル崩壊」と様相が似てきたとの声も上がり始めた。 個人投資家の「マネーゲーム」の危うさも暗雲を広げる。 証券会社から資
金を借り株を買う「信用買い」残高は五兆七千億円と十四年七カ月ぶりの高水準に達し、多くが個人。 株価が下がれば追加資金を求められるため下落前に売ろうとする行動に拍車がかかる。 一斉に出た売りが他銘柄の売りも誘う展開になった。 これは、ライブドアの法律の違反スレスレなら何をやっても良いという理論観の崩壊が進んだ結果である。

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