大流行すれば死者六十四万人の厚生労働省予測のインチキ

 「インフルエンザの大流行によって、死者が多数出るのは、いずれも衛生状態や栄養じょうたいが悪い時代です。 飢えや貧困、戦争などの極限状態でしかも人が大勢集まっているところで大流行が起きやすい。肺炎などの合併症も起こしやすい。 スペイン風邪の流行も第一次世界大戦の真っ只中でした。 今は生活環境もいいし、医学が発達しているのだから、それほどの犠牲が出るわけがないと、冷静に考えてみればわかることです。」 スペイン風邪のとき(1918年発生)日本人死亡者三十九万人。そのごに出た新型ウイルスのアジア風邪(1957年発生)の死者は七千七百人、香港風邪(1968年発生)二千人と桁違いに減っている。
医学の進歩や衛生面の改善などが進めば死亡者数は減らされるのです。WHOも厚労省も警告の意味も在り大げさに言うのであろう。」 続きは又明日。
 週刊文春 12/1日号 記事より引用