没後一年

 昭和を代表する女優が波乱万丈の人生綴った「第一級の自伝」というPRにつられ「わたしの渡世日記」上・下高峰秀子書の文庫本を購入した。 女優してエッセイストといわれる通り、一気に読み通した。 私が持っているDVD映画「二十四のひとみ」「喜びも悲しみも幾年月」は主演高峰秀子。 松山善三との結婚を決意したのが二十四のひとみの高松ロケ中と書いてある。 昭和三十年三月二十六日に結婚式・媒酌人川口松太郎木下恵介。 考えられないことに二人とも結婚費用のたくわえががなく20万円づつ借用して結婚費用に充てたとかいてある。