首相判断に苦言

民主党の岡田幹事長は2日、テレビ東京の番組で、自民党に離党届を提出した浜田和幸参院議員の総務政務官起用について、菅首相から事前に聞き、国会運営上の懸念を伝えていたことを明らかにした。

 そのうえで、「国会の最前線でどういう(野党対策の)苦労をしているのか、皮膚感覚として理解できなくなってしまっている」と、首相の判断に苦言を呈した。

 また、首相が2011年度第2次補正予算の成立など「退陣3条件」を6月28日の両院議員総会で示したことについて、「もう1週間ほど前に言ってもらえれば、野党との話し合いは非常にスムーズになった。非常に回り道した」とこぼした。