首相の器

 この度の東日本大震災は、崩壊寸前だった管政権にとって、助け舟になったのかもしれない。 外国人(韓国人)からの献金騒ぎどころではなくなってしまったからだ。 国民にとって、この様な時こそ総理が強力な指導力を発揮してもらいたい時はない。
 東日本を襲った大津波は想定外のもので、管総理はこれをパフォーマンスとして利用した節がある。 とくに「計画停電」に対する国民への協力願いはまさにそれだ。
 しかし、福島第一原発の失態や計画停電の通知が二転三転したことに関して、東京電力に激怒したことなどは、総理の度量のなさを感じさせるものだった。 むしろ、枝野官房長官の落ち着いた態度に、総理に必要な器を感じた国民も多いのではないだろうか。