歴史は繰り返す

 嘉永7(1854)年に大阪を襲った安政南海地震について伝える瓦版が、大阪城展示室で公開されている。「町を津波が襲い、船舶や橋がつぶれ、多数の死者が出たと」記述し、銭湯の湯船から逃げ出す市民の姿が挿絵で描かれている。
 この特別展は東北関東大地震の発生前に企画され、偶然の符号に担当者は驚いている。
 週刊新潮 B級重大ニュース 記事より