優勝

  サッカーアジア杯決勝 日本1−0オーストラリア(2011年1月29日 カタール・ドーハ)
 川島がスーパーセーブを連発して優勝した。0―0で迎えた後半27分。DFラインの裏に抜け1対1となったFWキューウェルのシュートをGK川島永嗣は右足一本ではじいた。42分にもゴール前に飛び出したキューウェルに向かって猛然と飛び出し、シュートを防いだ。鋭い攻撃を仕掛けてくるオーストラリア相手に、川島を中心とした守備陣の集中力は90分間、一瞬たりとも途切れず、そのまま延長戦に突入した。
ザック・ジャパンがアジアの頂点に立った。オーストラリアとの決勝戦は0―0のまま延長に入り後半4分、途中出場のFW李忠成(25)=広島=が決勝ゴールして劇的な優勝を成し遂げた。