広島県廿日市市大野町の自然観察のもりで、今年も園内に自生しているササユリが持ち去られる被害が相次いでいる。
園を管理する市は、監視に力を入れる構えだが、いまだに有効な手立てはないらしい。来園者にマナー向上を訴えている。
一周約600メートルの遊歩道沿いを中心にササユリが自生。30〜40株が群生する場所もあった。
最も多かった2004年には、約60株を確認した。しかし、05年以降、スコップで根元から掘り起こしたり。
花を切り取ったりするケースが目立っている。今年も花を付ける前の4〜5月、三箇所で約10株が被害をうけている。
中国新聞 6/10日 広島・市民版 記事より