「ウィンドウズ７」

　「ウィンドウズビスタ」が発売されて１年１０か月。ＸＰからの移行が遅遅として進まない中、話題はすでに時期ＯＳである。「ウィンドウズ７」のリリースへとシフトしてしまった感がある。
　きっかけは、今年４月のビル・ゲイツ会長による「ウィンドウズ７」はこの１年以内にリリースできる可能性があると言う発言だった。
　これを受け、「マイクロソフトはビスタが失敗作だったと見切りをつけ、ウィンドウズ７のリリースを前倒しして挽回を狙っている」という見方が広まってしまった。
　その後マイクロソフトは、ビスタの発売から３年後の２０１０年のうちにリリースを目指すと発表した。
　１０月中句には、早々と開発コード名だった「ウィンドウズ７」を正式名称にすると発表した。
通常、ＯＳは２〜３年のサイクルでメジャーアップデートが行われるものだ。この流れから見ると、ビスタが不評のためか、一年という短命終わってしまった。「ウインドウズＭｅ」とどうしても重なって見えてしまう。逆にＸＰは、ビスタの開発がたびたび遅れたこともあり、約５年も使用されてきた。
　いまだにメーインＯＳとして使用するユーザーも多い。
　ＹＯＭＩＵＲＩ「ＰＣ」トレンド＆ニュース記事より