石見銀山世界遺産に

二転三転し、文化庁の「東西世界文物、文化交流に寄与し、伝統的な枝術で銀を生産した考古学的価値がある」などとして、昨年一月に推薦書を提出。これに対し現地調査を行ったイコモスは世界遺産の前提となる「顕薯な普遍的価値」の証明が不足しているとして「登録延期」を勧告していた。このため、政府は勧告への反論となる「補足情報を委員会構成各国に送るなど、外交活動を展開、巻き返しがこうを奏した。