ふと思うこと

 昭和四十年代くらいまでの小学校は、今思えば、あたたかな人間関係にあふれていたように思う。それぞれが適当な居場所を見つけていたようである。
 競争原理という深刻さは全くなかった。「お前のかあさん、でべそ」というのんきな悪口がまだ生きていた。
 家庭が家庭らしく、学校が学校らしく、地域が地域らしかった昭和の時代。格差社会という言葉もなく、希望やあこがれも当たり前だった、昭和の時代が懐かしい。年なのかも??。