プロ野球セ・リーグ、ホームグランド巡り6

 広島市民球場カープのホームグランド。この球場は私にとっては思い出の懐かしい野球場である。昭和28年に広島市に来た当時、今の市民球場はなく、観音にあった総合グランドでカープの主催試合は行われていた。
 試合が終わると、観音より己斐駅まで歩いて、汽車で帰る人が多くそれは大変なものあった。当時の広島カープは小さいエースの長谷川投手の投げる試合は勝てる見込みがあったが他のピッチャーではなかなか勝てなかった。
 その「長谷川良平」さんが昨年なくなられた。一時はその細腕でカープを支えていたのをおもいだす。まもなく柳井商を経て、専修大よりカープに森永外野手が入団して大いに活躍してくれた。
 今の市民球場は、児童文化会館及び広島護国神社があり、昭和三十年代の後半に建設されたものである。会社の寮が市民球場の近くにあり、球場の横を毎日歩いて通勤したものである。