モクセイ

金木犀は江戸時代、中国の桂林から渡来したと言われており、匂いのよい木である。この木は日本では雄の木しかないそうである。
 六十七歳の男性の方が、昨年一月末ごろ、桂林を訪ね、雌の木を探しました。桂林の人はあると言ってましたが、見つかりませんでした。本当に雌の木があり、実をつけるのか知りたい。
 キンモクセイは中国原産、雌雄異株の植物で、雌株(雌の木)もちゃんと存在するそうである。しかし、日本には雄株(雄の木)の方しか渡来していないらしい。
 日本ではキンモクセイを増やすには当然、挿し木か、近縁のヒイラギを台木として接木をする。という古典的なクローン技術を用いることになる。
 桂林(中国)はまた、モクセイの町でもある。「桂」とは、中国ではモクセイを意味し(日本の桂はまったく別物)ます。
 キンモクセイが日本にあるのは雄木である事を始めてしりました。山吹も花は咲けども実のなきは悲しき???という歌があったように記憶している。