頭が痛いイノシシ対策

 呉市で先日、自宅裏の畑の罠に掛かったイノシシに襲われ、右肩など数十カ所をかまれた男性が死亡するという事故があった。
 我が家の畑にも最近、イノシシが毎夜出没してサトイモなどを食い荒らして困っている。連夜の出没は、精神衛生上よろしくない。それに作物を作ろうと云う意欲もなえるばかり。
 今年は山の幸が不作なので、空腹に耐えかねて人家の周りまで出没するのであろう。そこで動物図鑑を調べたら「イノシシは雑食性で何でも食べ、良く利く鼻でかぎ回り、イモ類やミミズなど餌が地中にあると、長い鼻とキバで土を掘り捕食する」とある。
 近所の農家の方々と協力して、電気柵の補強や捕獲用のおりの設置、進入防止の金網を設けるなど対策を講じたが、イノシシは悪賢く、直ぐなれてしまい効き目が薄い。
 ついに鼻の利く猟犬を放してみたところ、たちまち発見。この憎きイノシシをいったん追い払ったが、又後日、出没し始めた。
 中国新聞 9/23日 広場 投稿記事より引用  東広島市 大学職員 K,Tさん