まもなく地蔵盆

 本来は陰暦の七月二十四日に行いますが、八月に盂蘭盆会を行う地方では、京都を含めて、八月二十四日に地蔵盆をします。
 京都の地蔵盆は明治初年に始まったといい、子供たちがお地蔵さまを中心にして集まり、野天に提灯を並べて、鏡餅、芋、南瓜、ほおずき、梨などのお供え物を供え、念仏を唱えます。
 各町内では、この日から月末まで盆踊りが行われます。
 七月二十四日は盆祭りの終わりの日であり、同時にお地蔵さまの縁日でもあるところから、この日を地蔵盆とよぶようになりました