自分自身に酔う

 小泉首相は2001年8月15日に参拝する予定だつたのに、批判を受けて日にちをずらしたのが屈辱だつたらしく、任期最後には15日参拝する予定だったのだろう。
 自分の言ったこと(終戦記念日の参拝)に酔っているとしか思えない。外交への影響も、国のことも、遺族のことも考えていない。
 自分の言いたいことだけいつて、人の言うことに聞く耳を持たない傲慢な人間である。政治を私物化した参拝であり、政権五年間を象徴するものだ。
 五年前の総裁選挙で遺族会に対しての公約と、日本国の最高責任者が国益より、自分のメンツにこだわり、遺族会にたいし約束を果たしたというパフオーマンスである。