田んぼ

 もっとも田んぼが生命力にあふれるこの時期に、大切に活動されている「山形県川西町、稲作農家 くらぶ赤とんぼ代表伊藤幸蔵」さんたち「田んぼの生き物観察会」を開催して六年になる。
 きっかけは都市の子ども達に書いてもらったアンケートでした。今考えるとかなり幼稚な内容のアンケートでしたが、田んぼの風景・生き物を見たことがないからわからないとの答えの多さに驚きました。
 「見たこともないものを大切に思えないだろうし、感動も出来ない」、なによりも怖いのは「変った事に気がつかない」ことだと感じ、現状を見てふれて五感を使って感じ、知って欲しいとはじめた。
 実際に開催してみると、開催した側の農家が、参加した親子がいきいきと楽しそうに田んぼに入る姿をみて「感動」しましたとある。
 当M地区では、2〜3年前より、小学校では経験学習として長年つづいた、稲作を中止されました。中止の理由として「父兄(PTA)に稲作の出来る人」がいないから。この過疎地のM地方でこの有様である。
 休耕田は益々増えるし、イノシシは我が物顔で生息し、益々さびれる我が故郷。ナンとか成らないものか、Bootさんの様に休耕田に遊び心とはいえ、稲作を試みる奇特な人もいる。成功を祈らずにはおれない。



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