ホリエモンの功罪

 堀江貴文社長が偽計取引や粉飾決算を知ってたのなら、彼は「ホリエモン」ではなく「ホラエモン」だし「構造改革バブルのあだ花」だったと言うことだ。 たしかに、日本は超年功序列で旧態依然の社会。 そこに風穴をあけ、若い人に夢を与えたことは事実で、それはプラスだと言える。 逆に「稼いだものが勝ち」とか「人の心も金で買える」などとは言ってはならない言葉だったし、極端な拝金主義は大きなマイナスだった。 彼の影響で、大学生までが携帯電話で株の売り買いをする様になった。 そもそも株は短期で売買するものではなく、米国でも投資家の多くは長期保有している。 株をカジノでのギヤンブルのようにしてしまった元凶が彼だ。
 中国新聞 1/24日 内政・総合版  西川氏 記事ょり引用