インフルエンザへの最大の予防策は

 正しい知識を身につけること。 鳥インフルエンザとは、鳥類がかかるインフルエンザウイルス(AIウイルス)の感染のこと。鶏の場合、病勢から「弱毒」病原性タイプと「強毒」病原性の二つの型に分類される。 毒素が強いものは、死亡率の高さから、「家禽ペスト」いわれるほど恐れられており、H5型やH7型はこのタイプだ。 今回、感染が広まっている鳥インフルエンザもこのタイプで「高病原性インフルエンザ」と呼ばれ、鳥から人に感染する事もある。 2003年12月以降、ベトナムやタイ、インドネシアカンボジア、中国で百三十人が感染し、六十七人が死亡している。(10月21日現在) 死亡者の感染経路を調べると、感染した鳥の肉を食べたり、鳥を扱う仕事をしていたりして、直接、感染した鳥に触れるなど特殊な環境にいた人ばかり
 WHO(世界保健機関)はこの広がりに危機感を強め、世界中に警戒を促した。