「熟年離婚」時代を生き抜く知恵 

 男なら一度は「家に帰りたくない」と思ったことがあるだろう。 しかし、いざ帰る家庭がなくなると、その虚しさと寂しさに慄然とする。 定年を機にした「熟年離婚」が増加する中、防衛術を身につける必要がある。 国立社会保障・人口問題研究所の調査結果によると、男性の平均余命が、離婚経験者と有配偶者との間で10歳も差が広がっていたのである。 折りしも、10/13日から始まった渡哲也主演のドラマ「熟年離婚」は11/10日の第5話で視聴率20,3%を記録。 仕事一筋で生きてきたサラリーマンが定年退職の日に妻から離婚を求められるという物語だが、その高視聴率は今や熟年離婚が世間の大きな関心事になっている証左だろう。 熟年離婚が増加する中、引く手あまたなのが行政書士だ。その理由は「通常、法的な争いのない協議離婚の場合は、官公庁に提出する書類の作成を代行する行政書士で事足りる。9割が協議離婚という作今、需要は増えている。相談料は弁護士に比べて半額が相場。これは知っていても損はない。 離婚とともに身体に変調をきたす人が少なくない、ストレスに加え、「食事が一気に外食や店屋物ばかりになり」偏食になり、身も心もズタズタになる。「男性には、自分が役立っている、ここの一員だと思える場所と、心が休まる場所の二つが必要。 定年後の離婚となるとこの二つを同時に失ってしまう。 「熟年離婚は95%が妻から、と考えていい。今の女性は自分が夫に養ってもらった事を棚に上げて”私は何もしてもらっていない”とか”こんなはずではなかった”と恨む。
そんな妻が離婚をいいだしたら、夫婦仲を修復するのは不可能です。ならば、奇襲され前にシッカリと防御することが重要である。普段から、相手に干渉はしないが関心は持つ・・これがコツです」
 週刊ポスト12/02日号 記事より引用

 グロブより勝手に取り込み修正して並べてみました。