接触皮膚炎に注意

 例年、紅葉の季節になると、ウルシなどにかぶれる人が増える。 ウルシオール及びその類似物質によるアレルギー性接触皮膚炎だが、まず予防を心掛けたい病気だ。 関東中央病院、皮膚科の日野治子部長によると、アレルギー性接触皮膚炎の原因となるウルシオールは、ウルシやハゼの木などに含まれ、又、ギンナンの種の周囲にある果肉にもイチオールという類似物質が含まれるているという。  今までにウルシ類でアレルギーを起こした人は、触れた後、比較的すぐかぶれる。 そうでない場合は、何回か触れているうちや、触れてから二週間後ぐらいに発症する。 症状は、触れた部分に強い炎症が生じる。 触れた手で顔を触ると、目が見えないほどまぶたが腫れ上がる人もいる。 また、その手で小用を足すと、陰部や下腹部もかぶれてしまう人もいる。 ウルシ・ハゼ・ギンナンには手袋の着用で予防を。 
 中国新聞 10/19日 くらし 記事より引用