チヌ釣り 今年も夢中

今、私はチヌ釣りにハマっている。　三年前、鹿児島から夫の故郷の広島に来てから夢中になってしまった。　さぐり釣りやぞろびきなど鹿児島では見たことのない釣り方で、さおが短いのがいい。　夫の教えを受けながら最初の年は散々だった。
　タイミングが合わず、餌さを取られるだけであったが、昨年は一回だけ、まぐれで四十センチ近くのチヌが釣れた。　釣れたときの喜びは、釣り好きな人なら分ると思う。　ますますチヌ釣りが好きになった。　餌のカニやミミズに似た青虫など怖くて夫に付けてもらっていたが、どうにか自分で付けられるうになった。　さて、今年だが、昨年の台風の影響か、釣果がさっぱりで、ようやく八月に入ってからボツボツと上がってきだした。 型は、あまり大きくないので少々がっかりだが、娘がチヌの刺し身が大好きななので、刺し身サイズにできる物だけ持って帰っている。　まだまだチヌ釣り初心者マークで、夫には及ばないが、頑張って上手になりたい。　そして、いっか夫よりも大物を釣り上げたいと闘志を燃やしているところである。
　中国新聞　９／１８日　広場投稿記事より　主婦Ｕ，Ｉさん　４４歳　（広島市南区）