「もったいない」

 忘れかけていた言葉が脚光を浴びている。 昨年ノーベル平和賞を受賞したケニア環境相、ワンガリー、マータイさんが今年3月、日本語の”もったいない”の精神の大切さを国連でアピールしたのがきっかけだ。 
 このほど公表された「環境白書」と「循環型社会白書」でも紹介されている。 マータイさんは、”もったいない”は、環境保護の合言葉である「三つのR」、つまりリデュース〔ごみの減量〕、リュース〔再使用〕、リサイクル〔再生利用〕をたった一言で表していると絶賛、この価値観を世界に広めようと呼びかけている。
 英語にはこういった言葉は無いらしく。 ものを大切にして来た日本人の生活に根ざした言葉なのだ。
 農業共済新聞 22/6日 防風林 より引用