カブトガニ、600匹放流 Y町

 カブトガニの保護、増殖に取り組んでいる山口県Y町は十七日、生息地に近い町内の大井川河口に、幼生約六百匹を初めて放流した。 幼生は体長約七ミリ。 町内の児童二十人が「元気に大きくなってね」などと話しかけ、バケツから手で掬うなどして放流した。
この地方の俗名は「ドンカメ」と子供時分は言っていた。昔は干潮に出る砂場近くに良く見かけたものである。背中にニシを付けている事もあった。