旧建設省の指導により、国家公務員の住宅だけは八十七年から、国有建物に対する「建材の非石綿化を推し進める方針」に従って、順次、アスベストを含まない製品に切り替えられていた。 これがわが国の役人の一番先にする対象。 一時が万事この調子、国民は堪…

大きく分けて二つの課題がある。 一つは「使用制限」。 もう一つは「アスベスト飛散による被害」である。

含有材は天井などに使われていても、劣化が認められない限りは飛散の心配は少ない。 劣化とは、一部が垂れ下がっていたり、ボロボロと崩れてきたり、剥げていたりした場合のことだ。

大手企業「クボタ」の情報公開を発端に、社会問題となったアスベスト。 しかし、工場だけでなく、学校や公共施設などでも、アスベストは放置され続けていたのだ。 中には校舎を閉鎖するほどの深刻な事態に陥っている校舎もある。この責任を、いつたい誰がと…

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